深層混合処理工法

GROUND IMPROVEMENT

安心を構築する深層混合処理工法

軟弱地盤上に建設される建築物の多くは、杭基礎によって支持されることが多く、建築物の軟弱地盤対策は各種の杭基礎に依存しています。 しかし、軟弱層が厚く杭の支持地盤が深くなると、建築物の規模が小さい場合など、適当な地盤改良工法を用いる場合があります。

本工法は、掘削土に固化材を注入し撹拌翼で機械的に混合撹拌する深層混合処理工法です。 その設計および施工に関しては、日本建築センタ一発行の「2018年版、建築物のための改良地盤の設計及び施工、品質管理指針」 (2018年11月30日)に基づき、設計及び施工、品質管理を行うものです。

また、本工法の設計において、改良地盤に要求される性能は、改良体の品質と改良地盤としての支持力性能です。

この2つの性能を確保するために、改良体の品質は主に強度等の物性値とそのバラツキなどに関し、配合管理及び施工管理により品質を確保し、品質検査によって改良効果を確認します。

改良地盤の支持力性能は、事前の地盤調査結果と施エデータの対比により、支持層位置や地層の変化の確認を行い、改良体の鉛直、水平支持力の検討を行いますので、本工法により、建築物の基礎が、より経済的に施工されることが可能となります。

幅広い用途に対応

深層混合処理工法はセメント系固化剤スラリー地盤を攪拌・混合し、杭状に地盤改良体(コラム)を築造するエ法です。

弊社は深層混合処理工法として平成5年より多数の施工実績を持つ東翔式コラム工法、平成20年8月に導入したウルトラコラム工法、平成22年2月に導入したウルトラウッドコラム工法、平成24年に性能証明を取得した東翔式コラム工法を深化させたS-Maxコラム工法、および中層ブロック状混合処理工法のライジング工法についての施工、各種地盤調査、地盤保証システムの加入、および支持力設計計算業務を行い、地盤調査から設計、施工、保証までのトータルな業務体制を構築しております。

小規模建築物の基礎

中層建築物の基礎

河川築堤・護岸の基礎

盛土の沈下防止

山留め・止水壁

隣接構造物への影響防止